ブラッシング指導について考えよう

月刊歯科衛生士9月号で
重度歯周炎患者との8年症例を
執筆させていただきました。
 
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読まれた先生や歯科衛生士さんから
感想をいただきました。
 
 
———————————————
 
前池さん、こんばんは。
歯科衛生士9月号、
とても興味深く読ませていただきました。
 
糖尿病患者向けに「糖尿病と歯周病」について
啓発媒体を作成中。
今回の症例で色々と思うところがありました。
 
HbA1c 10.0って入院?
抜歯禁忌?ってレベルだし、
網膜症の合併症もあり、
重度糖尿病は間違いないでしょう。
 
 
紙面からは、糖尿病の治療具合は
分かりませんでしたが、
おそらく血糖値コントロール不良Krかな? 
 
 
糖尿病Drから、「しっかり歯を治して、
(早食いせずに)よく噛んで、ゆっくり食べなさい」
と指導されているはず。
 
噛めないと、栄養的に糖分が多い食事に
なりがちですから…。
もっと医科歯科連携進めたらいいのに
(保険点数あるし)…。
 
 
歯周病(炎症)のコントロールは、
血糖値と相関があるようですから、
定期的に継続して来院されているのは
素晴らしいと思います。
 
血糖値がコントロールできてないのに
歯科はできるってスゴくないですか? 
 
炎症のコントロールに重きをおくなら、
さっさと抜歯すべき歯は多いはずですが、
前池さんDHの腕の見せ所なんでしょうね。
 
 
あと、上下歯牙の咬合しているところが少ないので、
4の歯根破折はしかたなかったのかな? 
 
でも、Drも色々考えて
咬合を作っていかれたのだなぁと思いました。
色々と考えることある難症例ですね。
勉強になりました。
ありがとうございました。
 
————————————————–
 
K先生からのご感想でした。
 
感想をいただいて、
勉強になるのは私の方です。
 
医科歯科連帯や糖尿病のこと、
もう少し考えていこうと思いました。
 
K先生ありがとうございました。
 
 
 
OHIでなく、あえてTBI
 
本日の本題です。
症例執筆でも少し触れているのが
TBIについてです。
 
OHIとはOral Hygiene Instructionの略で
歯科衛生士による口腔衛生指導のことです。
 
単に歯磨きの指導だけをするのではなく、
普段の生活習慣なども含め、
お口の全体の健康を保つために
患者様と何ができるのかを一緒に考えていきます。
 
 
もちろん、
普段から患者さんの食生活や生活習慣を
観察し、チェックしてアドバイスも行います。
 
私にそれができるのは、
今まで何十人何百人と食生活について書いてもらい
見てきたからだと感じています。
 
歯のことだけ話していては
根本の改善にならないのですが、
 
 
最近感じることは
歯科衛生士さんたちが
 
まずちゃんと患者さんに、
効果のある歯みがきの仕方を教えていただきたいと強く願っています。
 
 
一般的に多いのは
「ペングリップで優しくみがきましょう。」
みたいなTBIがワンパターン。
もしくはほとんど指導していない。
 
 
そんなこともよくあるようで、
初診患者さんに
前医でブラッシン指導を受けたことがあるか
お聞きすると3分の1くらいは
指導を受けたことがあるようです。
 
 
その指導法を聞くと
あまりにも多くの歯科衛生士さんが
その効果の出ないブラッシングを教えていることに
危機感を感じています。
 
 
SRPの手技より先にTBIの腕を上げていきましょう。
 
 
私が主に行っているブラッシング法は
つまようじ法を改良したものです。
 
オリジナルのみがき方で、
術者みがきでもコツをつかまないとできません。
 
もちろん、
スクラビング法やバス法(出番は少ない)も
状態を見て指導しています。
 
 
研修先ではオリジナルブラッシング法も
レクチャーすることが増えてきました。
興味があれば聞いてください。
歯科衛生士さん向けにTBIのセミナーを
行いたいな…と思う今日この頃でした。
 
 
医院で使っているセルフケア用品を
歯科衛生士さんたちが用途別に、
しっかり指導できることが重要です。
 
 
医院ではTBIの時間をしっかり設けていらっしゃいますか?
この機会に歯科衛生士さんたちの
指導内容をチェックしてみましょう。

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