TBIで染めだしをしていますか?

こんにちは。

AYANOです。

 

今回はTBIについてお話しさせて頂きます。

みなさんはブラッシング指導や、メインテナンス時に、

「染めだし」をされていますか?

pexels-photo-65055

 

染めだしは、

染色液が飛んで、患者さんの服や、スピットン周りが汚れないか不安。

患者さんが歯を赤く染めるのに抵抗がありそう。

など、マイナス点も浮かびますよね。

 

 

でも、

絶対に染色をした方がよいです。

 

 

1.絶対に染色すべき理由

 

染めだした方が、患者さん自信、みがけていない部分がわかりやすいので、

指導がしやすいことはもちろん、

 

目次

それ以上に、染めださないと、

私たち術者がプラークを見落としている!!

のです。

 

きっちりと、プラークコントロールができていない。

 

バイオフィルムを破壊できていない。

 

こんな状態でPMTCして、メインテナンスをしていても、

 

歯をカリエスや、ぺリオから守れていないのです。

 

なんとなくきれいにしている。

 

そんな施術になっている方は要注意です。

歯周ポケット3mm以下なら、

まだ顕著に悪く出ませんが、中等度以上の歯周病の方は、

メインテナンスに来ているのに、進行している・・・。

という状況になりかねません。

 

 

今一度、

医院に染色液があるのなら、使っていきましょう!

 

 

 

 

2.PCRのスコアをつけること

 

染めだししたら、PCR値をつけましょう。

患者さんが前回と比較して、セルフケアが上達しているか?

毎回汚れているところ、リスク部位はどこか?

が把握しやすく、

また、長期的な管理をしていけます。

 

 

日本歯周病学会は、基準値をPCR10%以下を示していますが、

私が勤務する歯科医院では、PCR15%以下を基準にしています。

 

 

その数値を目標に、患者さんも歯科衛生士も改善の努力をします。

 

基準値があることで、その方のセルフケアが上手くいっているかを把握でき、

また、メンテナンス期間の目安にもなります。

 

 

3.おすすめの染色液

 

 

・2TONE 

_20180705_134902-1701047496.jpg

古いプラーク(紫)と、新しいプラーク(ピンク)の2色に染まります。

患者さん自身が、古いプラークをどれくらいの力でこすると、とれるかを、

実感しやすいです。

指導後も、色を落としやすい染色液です。

比較的、スピットンが汚れにくく、おすすめです。

値段は約2700円と、少し高めなので、使いすぎに注意しましょう。

 

 

 

.子ども用の染色液 

_20180705_135042-1701047496.jpg

イチゴ、グレープ、リンゴの味があります。

子どもは味のあるものだと、選ぶ楽しみがあります。

 

 

以上、参考にしてみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次