赤ちゃんの抱っこにスリングをすすめる理由
2019年2月24日
こんにちは。
歯科衛生士の前池 綾乃です。
今、歯科ではお口がポカンと開き、
口呼吸で姿勢が悪い子どもたちが多くなったと、
危機を感じています。
その結果、
顎が小さい
歯並びが悪い
など、様々な問題を抱えた小児が増えています。
35~40年前までは
歯並びが悪い(顎が小さい)
口がポカンと開いている子どもは少なかったはず…
なぜ、こんなにも口呼吸の子どもが増えたのか?
歯科では、その原因を追求すると、
赤ちゃんの抱っこ
から見直す必要があるという結果に、いきついたのです。
「ベビーウェアリング」
という言葉を聞いたことがありますか?
赤ちゃんを身にまとうと言う意味で、
スリングでの抱っこがこれにあたります。
一方、
「ベビーキャリー」
赤ちゃんを運ぶという意味合いで、
海外の抱っこひもが、これに相当します。
この海外の抱っこひもは、
両肩と腰で赤ちゃんの体重を支えるため、
ママの負担は軽くなります。
しかし、それが日本人の体に合っていない。
使うとしても、正しい使い方を知り、
体に合うよう、調整しないと、
口呼吸の子どもになり、
しがみつく力のない子に育ててしまいます。
この体勢が、お口ポカンで口呼吸をつくり、
赤ちゃんの体の発育の妨げになる場合があります。
日本人は昔から
おんぶで子育てをしてきました。
おんぶをすると赤ちゃんは、
目線が高くなり、
お料理を見たり、
ママが何をしているのか、
一緒に見て、感じ、学んでいます。
おんぶはベビーウェアリング。
その日本の文化に適したおんぶや、抱っこに、
おんぶひも、へこ帯や、スリングがあっています。
スリングで密着した抱っこは、
赤ちゃんの体幹がしっかりとする感じです。
赤ちゃんが、抱っこされやすい体勢を
とるようになる…。
オススメは
北極しろくま堂のリングスリング
リングがある方が、
調整が効き、
いろんな体型に合わせられます。
そして、赤ちゃんをしっかり包み、
首がガクッと後ろに倒れることがなく、
口呼吸になりません。
赤ちゃんの抱っこ、
多くのママに伝えたい。大切なことです。