みんな知らない⁉「赤ちゃんの発育」
2019年5月23日
こんにちは。
歯科衛生士の前池 綾乃です。
今回は「赤ちゃん歯科大阪特別例会」での
吉田 敦子先生のお話しで、
今までの子育ての気になる部分が解消しました。
1.正しい発達の順番
新生児→首がすわる→寝返り
→ズリバイ→ハイハイ→自分から座る
→つかまり立ち→つたい歩き→ひとり歩き
※栃木県宇都宮市
ほりファミリー歯科さんのHPより抜粋
この順番が理想的な発達だと、知りませんでした。
多くの方が間違って認識している理由は、
母子手帳の6〜7ヵ月に
「ひとりですわれますか?」という項目があるからです。
母子手帳に書いているので、
寝返りの次は、すわるものだと思っていました。
私は子どもが3人いますが、
おすわりより先にハイハイをしたのは、
3番目だけで、上の2人は先にすわらせてしまいました。
1人目がハイハイを始めたのは11ヵ月。
2人目は9ヵ月。
そして3人目は、なんと6ヵ月でハイハイが
できるようになりました!
3人目は抱っこ紐もできるだけ使わず、
スリングとおんぶで育てています。
おすわりは自分から座るまで、
座らせない方がよいという指導を受けました。
早くに座ってしまうと、お尻の筋肉が硬くなること、
赤ちゃんがお座り姿勢で遊び、
ズリバイをあまりしないので、
全身を使った運動をしなくなる傾向があります。
ちなみに、おすわりを始めた月齢は、
・第1子おすわり6ヵ月…ハイハイ11ヵ月
・第2子おすわり8ヵ月…ハイハイ9ヵ月
・第3子おすわり7ヵ月…ハイハイ6ヵ月
他の赤ちゃんがどうなのか、統計をとったことはありませんが、
うちの子どもだけでみると、おすわりが早いほど、
ハイハイの時期が遅く、時期もかなり開きがあります。
ハイハイを先にした第3子は、
結果すぐにおすわりもできるようになりました。
2.寝るときの姿勢
今まで小児矯正のセミナーを受講した際、
横向きやうつ伏せ寝は、
歯並びを悪くするから仰向けで寝かせること
と聞いていて、
寝相の悪い、うちの子たちの寝る姿勢に悩まされていました。
枕やバスタオルで何とか固定して、
寝かせようとしても、朝まで仰向けで寝ていることはなく、
セミナーの先生は子育てをしていないから、こんなことを言われるが、
現実は難しいのに…と思っていました。
その直感は当たっていて、
吉田先生は仰向けで寝るのが正常というわけではなく、
好きな体勢で寝かせてよい。と言ってくれました。
赤ちゃんが正常、異常や、正しい、正しくない…ではなく、
その子にとって、
快か不快かが重要。
この言葉が腑に落ちました。
赤ちゃんはお腹の中にいたときの態勢で、
仰向けで寝る、寝れないことに関係し、
楽な姿勢がそれぞれ違うということ。
2番目は新生児から仰向けで寝かせると、
背骨が折れているのか?と思うくらい、
泣いて泣いて、夜は全然眠れませんでした。
そして、今は3人とも横向きで寝ています。
3.新生児から縦抱きをしない理由
縦抱きを喜ぶ赤ちゃんが多いし、抱く方も楽なのが縦抱きです。
しかし、小さなときは内臓や、その臓器の周囲の体がグラグラなので、
重力で下に下がり、便秘になりやすいため、
はじめは横抱きをしましょう。
また、赤ちゃんの発育も書きますね。