「接遇」と「接客」の違い、知っていますか?
2018年9月23日
接遇セミナーと聞くと、
マナーを教えてくれるイメージでしたが、
違います!
「接遇」と「接客」の違い、
わかりますか?
私は今まで、深く考えたことが、
ありませんでした。
接遇=ホスピタリティー
接客=サービス
歯科医院で当てはめると、
接客は対、患者さん。(対価を払う人)
直接お金が発生する。
接遇の相手は、患者さん以外の全ての関わる人。
つまり、院長や、同僚スタッフ、業者さん、
郵便配達の方、医院のご近所の方…など、
直接お金に関係しない人。
医療サービスの対価を支払う、患者さんだけに、
丁寧な接客をしても、
普段からの職場での、
周りの人との関わりに「おもいやり」
がなければ、薄っぺらい接客が見破られる!
えっ⁉︎
何それ⁉︎
そう、普段どんな顔や表情で仕事をしているか、
院長や、同僚スタッフに対しての話し方は
適切ですか?
歯材業者さんや、外注技工士さん、
職場で関わる方への配慮や、気づかい、
挨拶が丁寧にできていますか?
自分の機嫌が悪いと、
ブスッとする。
声が小さい。
笑顔がない。
そんな態度になっていませんか?
恥ずかしながら、
過去の私は、そんな若者でした。
働き始めの、社会人1年生から、
ぜひ、この接遇のお話しを聞きたかったです。
そして、どの職業にも当てはまることなので、
社会人としての「在り方」は、
技術や知識よりも、先に学ぶべきだと感じました。
その他にも、
「丁寧語の使い方」
「お辞儀の仕方」
など、今さら聞けないこと、
知らなかったことを学びました。
「語先後礼」
先に言葉を発してから、
後でおじぎをする。
いつも、「ありがとうございました。」など、
話しながら、お辞儀をしていたこと。
お辞儀して、自分の足元など、下を見すぎていたこと。
姿勢など、たくさんの学びがありました。
接遇は社会人として、
大人の女性として、ぜひ身に着けていきたいことです。