前池 綾乃(まえいけ あやの)
日本歯周病学会認定歯科衛生士・予防型歯科医院システム構築・人財育成・メンタルトレーナー・栄養士
現役歯科衛生士による
◆歯周治療・予防
◆コミュニケーション
◆臨床指導
を用いた人材育成
プロフィール
◆2007年:大阪府歯科医師会付属歯科衛生士専門学校卒
歯科衛生士免許取得
◆2012年:日本歯周病学会認定歯科衛生士取得
◆2013年:としな歯科医院勤務(大阪府泉大津市)現在も在籍中
◆2014年〜2022年:NDL株式会社 ミントセミナー公認インストラクター
SRPの実習セミナーでは、述べ100名以上に及ぶ受講生を指導。
個々の得意・不得意を見極め、効率良く上達する方法をレクチャーしている。
◆2018年:Dental RING 設立
歯科衛生士セミナー・歯科医院訪問研修
◆2023年〜:(株) 松風インストラクター
◆2024年9月1日〜:(株) MECEプロデュース 社外取締役
◆2024年10月11日:Dental Ring 株式会社設立
◆執筆経歴
<執筆書籍>
●2021年 超音波スケーラーのきほん (デンタルダイヤモンド社)
<執筆雑誌>
●2019年 DH style6月号 特集2「歯科衛生士によるトリートメントプラン」
●2021年 DH style1月号 特集1「患者さんの心に刺さる・伝わるひと言」
●2022年 DH style1月号 特集2「超音波スケーラーのお悩みQ&A」
●2022年 歯科衛生士1月号 Spark Joy!DH
●2024年 (株)松風 Dental echo 新規メルサージュ歯磨剤を使用した 患者さん別 処方ポイント
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◆経歴
短大で栄養士免許を取得するが、歯科医院で歯科助手として働く。
歯科助手歴6年。
3時間で新人が辞める、スタッフが毎週1人退職する・・・。
そんな厳しい歯科医院に勤務。厳しい医院長のもと、
人一倍の根性を培い、知識と技術を身につける。
22歳から医院全般を管理することで、後輩指導や歯科運営を学ぶ。
その後、歯科衛生士専門学校へ入学。
なりたいと思った歯科衛生士。
学業成績は著しく、主席で卒業。
卒後は早く一人前の歯科衛生士になりたいと、
毎日残って練習を行うが、
卒後1年経ったときに、長谷ますみ先生のSRPを学び、
間違った努力をしてきたことに気づく。
そこから歯科衛生士のSRPセミナーインストラクターになり、
歯科衛生士に臨床で使える知識と技術を提供し、
歯周治療で悩む歯科衛生士に向けて、
個人での研修、セミナー事業を開始。
歯周治療ができないのは、
歯科衛生士が学んでいないのではなく、
適切な指導者がいないから。
学校教育と先輩の指導だけでは、
歯肉縁下のコントロールが難しく、
卒後、自力で学ぶ人も増えているが、
まだまだ少数。
また、一人で学んでいても、
その実力が発揮できない環境があり、
医院単位で歯周治療に取り組む必要性を感じ、
歯周治療のスキルアップと、
人材育成を掛け合わせた研修を行なっている。
技術の向上と、
コミュニケーションなどを取り入れた研修は、
スタッフの変化の受け入れが早く、
歯周治療、初期治療の導入に成功している。
趣味で赤ちゃん歯科も学んでおり、
3人の子育て中のママ歯科衛生士。
◆理念
・歯周病を治せる歯科衛生士を増やす
・質の高い歯科医療を提供する歯科医院を増やす
・楽しく、やりがいを持って働く歯科医療人を増やす
・10年20年と同じ歯科医院で働く、辞めないスタッフを育成する
・歯科衛生士が自立した医院での診療体制を整える
・市民の健康意識を高め、歯の予防を通して健康維持をできる人を増やす。
◆メッセージ
現役歯科衛生士として、臨床を行いながら、
歯科衛生士向けのセミナーや、
歯科医院研修で人財育成を行っています。
多くの歯科医院でメンテナンスは予防の代名詞となりましたが、
メンテナンスに通っていたのに、カリエスが多発する患者さんや、
歯周病が悪化している患者さんが、まだまだいらっしゃいます。
「歯科医院に通っているのに悪くなっている」
それは私自身、初診の患者さんを担当した時に、
感じていることです。
歯科衛生士学校では、
歯周病について臨床現場で使えるほどの、
知識や技術は身についていません。
歯科衛生士が歯周病が改善できるようになるまでは、
最低10年以上のキャリアがなければ、
1人前ではないと言われていますが、
早くから歯周病の治療に携わり、
しっかりと症例検討を行い、
適切な知識と技術を習得すれば、
経験の浅い歯科衛生士さんでも、
歯周病を改善することができます。
歯周治療のサポートとだけではなく、
後輩を育てていくスタッフを、
コーチングやコミュニケーションを行うことで、
人を育てるスタッフへと育成します。
個々の力を最大限に発揮し、
質の高い歯科医療をチームで提供できるように、
研修を行なっています。
働くスタッフ自身が自分の強みに気づき、
自信をつけていくことで、
モチベーションは上がっていきます。
・医院の雰囲気が明るくなり、以前よりスタッフ同士がコミュニケーションをとるようになりました。
・スタッフ全員がチームの一員と認識し、自覚が芽生え、ポジティブに変化しようと努力し始めました。
・DHの手技、言動に自信を感じられるようになりました。
・スタッフに極力負荷がかからないようにと気遣い、自分で仕事を抱え込むことで、自分が疲れてしまう上に、スタッフの仕事に対する責任感が薄れてしまうことや、必要とされているという気持ちが薄れてしまうことに気づきました。今までは悪循環であったので、振れる仕事はどんどん任せようと感じました。
・院長やスタッフの考えていることが理解でき、どんな行動をした方が
良いのかわかりました。
・医院の暗い雰囲気が休憩時には、しゃべるようになり、明るくなりました。
スタッフ全員で学ぶことで、同じ情報を共有でき、以前よりもスタッフが
積極的に学ぼうとしたり、改善案が出るようになりました。
・今までは業務内容の改善ばかりに目を向けていましたが、
チーフとして一人一人に愛情をかけることが大切であると、
教えていただき、肩の荷が降りたと同時に、
コミュニケーションをとるようになりました。
・目標設定をし、技術を学ぶことで、高い壁だと思って躊躇していた
認定が私でも取れるかもと思えるようになりました。
知識や技術面では、
「わかりやすい指導ですぐ臨床に役立つ。」
「患者さんの口腔内がよくなった。」
「仕事が楽しい。」
「患者さんとの向き合い方が変わった。」
「症例を通して口腔内写真や、レントゲン撮影を読み取る力がつきました。」
「患者の出血が改善しないと、悩むことがなくなった。」
「今まで教えてくれる人が短かにいなかったので、悩んだことをすぐに聞ける環境がありがたい。」
「一人で悩んでいたことから抜け出せた。」
など、たくさんの喜びの声を頂いています。