歯科医師とのコミュニケーションが苦手
こんにちは。
歯科衛生士の前池 綾乃です。
歯科衛生士が抱える悩みで多いのが、「職場での人間関係」です。
歯科医師である、院長先生とコミュニケーションがとりづらい…。
そんな方へ、
<コミュニケーション上手になる10ヶ条>
①元気よく毎日挨拶をする
②笑顔で話す
③相手に興味をもつ(困りごとや、喜びごと)
⑤自分の気分に左右されない
⑥理不尽なことを言われても、ぐっとこらえる
⑦業務上の「報告・連絡・相談」をきっちり行う
⑧話し言葉が適切か見直す
⑨過去と他人は変えられない
⑩自分の心の在り方で、目の前に起こる現象の捉え方が変わる
あなたの理想の院長像は?
・話しやすくて気さくなタイプ
・話しかけづらいが、院長としてのオーラがあるタイプ
など、人によって様々な意見があります。
また、院長の性別(最近は女性歯科医師の院長も多くなりました。)、
年齢、容姿でも雰囲気が変わり、
話しやすい。話しづらいがあります。
一見、「話しやすい」ということがプラスに思われがちですが、
必ずしもそれが、良い院長とは限りません。
「話しやすい」をマイナスに考えると
・スタッフが言いやすいので、院長に対して口調がきつくなる
・頼りなく思われる
・患者から私語が多いと感じられる
こともあるでしょう。
また、「話しづらい」ことがマイナスとも限りません。
「話しづらい」院長をプラスに考えると、
・威厳がある
・尊敬できる
・ほどよい緊張感が持てる
・言葉づかいや、ふるまいに気をつけるようになる
こともあるでしょう。
そこで、「話しやすさ」と「コミュニケーション」は別ととらえます。
話しやすい院長には、より普段の会話を楽しんだり、
感謝の気持ちを伝えることで、
さらにコミュニケーションがとりやすくなるでしょう。
話しづらい院長には、日ごろの挨拶をしっかり行い、
業務連絡や、患者の報告相談を適切に行いましょう。
日常会話を無理にする必要はありません。
院長が忙しくて、話しかけるタイミングに困るときは、
休憩や、終業前の空いた時間に声をかけてみましょう。
「今、お聞きしてもよろしいですか?」
と一言つけることが大切です。
それでも話す時間がない場合は、
メールなどの手段を使うのも良いでしょう。
特に仕事上の話なら、
メールや口頭でたずねるスタッフに、
応えようとする院長の方が多いはずです。
院長や仕事中のスタッフ間の会話は、
丁寧語でコミュニケーションをとりましょう。
話し方はとても重要です。
いずれにしろ、相手を不快にさせない話し方が、
好感をもたれ、コミュニケーション上手になる近道でしょう。
また院長の年齢が、
近い、または年下であれば「友人」感覚をもちやすく、
親ほど離れている場合は「父性」を求めやすい。
それ以上離れている場合は、どう接してよいのかわからない。
その感覚も、人によって違います。
たくさん会話ができていないことで、
あなたが自分のことを
「コミュニケーションが下手」
と思っているなら、
「全ての人と仲良く話さなければならない」
という思い込みがあるのかもしれません。
院長と仲良くおしゃべりできてなくても大丈夫‼
会話が少ないと不安になりますが、
院長が話し下手なだけかもしれません。
日々、誠実に努めていれば、
院長は、あなたの日ごろの人となり、
働きぶりを、ちゃんと見ています!
話し方と行動で信頼を得れば、
コミュニケーションは上手くいっていますよ!